
ロレックス デイトナは素材ごとに異なる需要と資産価値があります
結論
ロレックス デイトナは、同じモデル名でもステンレス・コンビ(ステンレス×ゴールド)・フルゴールドで市場の需要構造と価格レンジが大きく変わり、ステンレスは「流通量が多いのに常に品薄」でプレミアが付きやすく、コンビは中古で”狙い目価格帯”、フルゴールドは投資性とステータス性の両面で評価されるなど、それぞれに異なる強みと買いどころ・売りどころがあります。
ステンレス・ゴールド・コンビの違いとは?ロレックス デイトナの素材構成を整理
ロレックス デイトナには、大きく分けて次の3つの素材構成があります。
ステンレススチール(SS)
例:Ref.116520、Ref.116500LN、Ref.126500LN など。
ケースとブレスレットすべてがステンレスで構成された、最もスポーティで日常使いに向くライン。
ロレックスが採用する904Lステンレスは、一般的な316Lステンレスよりも耐食性に優れ、研磨後の輝きが美しいことで知られています。この素材は医療器具や航空宇宙産業でも使用される高品質なステンレスで、長期使用でも美しさを保ちやすい特徴があります。
コンビ(ステンレス×ゴールド=ロレゾール)
例:Ref.116503、Ref.126503 など。
ベゼル・リューズ・ブレスの一部がイエローゴールド、その他がステンレスという2トーン仕様。
ロレックス独自の「ロレゾール」という呼称で知られるこの組み合わせは、1933年から続く伝統的な仕様です。ステンレスの実用性とゴールドの華やかさを兼ね備え、ビジネスシーンでも違和感なく使えるバランスの良さが魅力です。
フルゴールド(18Kイエロー/ホワイト/エバーローズ)
例:Ref.116508(YG)、Ref.116509(WG)、Ref.116505(RG)など。
ケース・ブレスレットともに18金で構成されるラグジュアリーライン。
ロレックスが使用する18Kゴールドは、自社の鋳造所で製造される独自配合の合金です。特にエバーローズゴールド(ピンクゴールド)は、ロレックスが特許を持つ変色しにくい配合で、長期間美しいピンク色を保つことができます。
素材ごとに、
- 定価
- 重量感
- 傷の目立ちやすさ
- TPOへの合わせやすさ
が異なり、結果として中古市場での人気と価格にも大きな差が生まれています。
ドミー百々店の感覚としても、「予算に余裕があってもあえてステンレス」「最初はコンビから」「いつかはフルゴールドへ」というように、お客様のライフステージや価値観によって選ばれる素材が異なり、その後の売却相談でも「素材別にどう動いたか」を気にされる方が増えています。
ステンレス・ゴールド・コンビの価格差はどれくらい?最新相場感と評価の軸
公開されている買取相場・実勢価格の情報を総合すると、2025年時点でのおおまかな傾向は次の通りです(年式・状態・文字盤・相場タイミングによって大きく変動あり)。
ステンレス デイトナ(SS)の相場イメージ
Ref.116500LN(旧世代・セラミックベゼル)
買取相場で300万〜400万円台に達した時期もあり、定価の2〜3倍で推移したことがある。
Ref.126500LN(現行ステンレス)
相場調整はあるものの、依然として定価を大きく上回る水準で推移しやすい。「スポーツロレックスの王様」として、資産性を重視する層からの支持が厚い。
ポイント:
- もっとも人気が集中しており、「一番リセールが強い」のはステンレスラインという見方が多数。
- 供給が限られていることから、中古でも高い需要が続いている。
- 特に白文字盤(パンダダイヤル)と黒文字盤の人気が高く、常に安定した需要がある。
コンビ デイトナ(SS×YG)の相場イメージ
Ref.116503、Ref.126503 など
新品・未使用で200万〜300万円台、中古良好で150万〜250万円前後という水準が多い。ステンレスに比べると「手が届きやすい高級デイトナ」として位置づけられる。
ポイント:
- ファーストデイトナとして選ばれやすく、「ゴールド感が欲しいがフルゴールドまでは必要ない」というニーズにマッチ。
- 一時期はSSより動きが鈍いとされたが、インフレ・定価改定・ゴールド人気の高まりで、近年はコンビにも追い風が吹いている。
- ビジネスシーンでの使いやすさから、経営者層からの支持も厚い。
フルゴールド デイトナ(YG/WG/RG)の相場イメージ
Ref.116508(YG)
有名人着用のグリーンダイヤルなどは特に人気で、相場が跳ね上がった事例多数。
Ref.116505(RG)、Ref.116509(WG)
仕様や文字盤によっては数百万円〜1,000万円近い価格帯に到達する。
ポイント:
- 地金価格・為替・国際富裕層需要の影響を強く受ける「ハイエンド資産」として扱われる。
- 流通数が少なく、人気文字盤・限定仕様はオークションでも高額落札が続いている。
- ダイヤモンド入り文字盤などの特別仕様は、さらにプレミアムが上乗せされる。
ドミー百々店の査定現場では、「リセール最重視ならSS」「価格と存在感のバランスならコンビ」「ステータス性と希少性を求めるならゴールド」という3つの軸で、お客様の目的に合わせた素材提案や売却タイミングのご相談を受けることが多いです。
各素材の実用面での違い:日常使いで感じる差とは?
素材による違いは、価格だけでなく日常使いでも明確に現れます。
重量の違い
- ステンレス:軽量で長時間着用しても疲れにくい。スポーツウォッチとしての実用性が高い。
- コンビ:ステンレスより重いが、適度な重厚感がある。存在感と実用性のバランスが良い。
- フルゴールド:最も重く、18Kゴールドの密度の高さを手首で実感できる。高級感は抜群だが、長時間着用では重さを感じる方もいる。
傷の目立ちやすさ
- ステンレス:研磨すれば新品同様に近い状態に戻せる。日常使いでの細かい傷は避けられないが、メンテナンス性が高い。
- コンビ:ゴールド部分は柔らかいため、ステンレス部分より傷が付きやすい。ただし、ゴールドの傷は「味」として受け入れられることも。
- フルゴールド:全体が柔らかい金属のため、最も傷が付きやすい。丁寧な扱いが必要で、保管時も注意が必要。
TPOへの適合性
- ステンレス:カジュアルからビジネスまで幅広く対応。スポーティーな印象が強いため、フォーマルな場では避ける方もいる。
- コンビ:最もTPOの幅が広く、カジュアル・ビジネス・セミフォーマルすべてに対応可能。
- フルゴールド:ビジネス・パーティー・フォーマルシーンでの存在感は抜群。カジュアルシーンでは「やりすぎ」と感じられることも。
素材ごとの”狙い目”はどこか?購入と売却の視点から見た戦略
素材ごとの特性を踏まえたうえで、「今どこが狙い目か」を購入・売却の両面から考えてみます。
ステンレス:高値でも”安定志向”の王道
購入面
- 初期投資額は最も大きくなりやすいが、「長期的な価格維持力」を第一に考えるなら依然として最有力候補。
- 正規店購入は難易度が高く、並行輸入・中古でのプレミア価格が前提になる場面が多い。
- 定価での購入を目指すなら、正規店との関係構築が重要になる。
売却面
- 相場の波はあっても「極端に暴落しにくい」とされ、タイミングを見れば買値に近い、あるいはそれ以上での売却も十分期待できる。
- 為替・株価・金利動向などマクロ要因も加味しつつ、「相場が明らかに上振れしている局面」での売却が理想です。
- 付属品完備・保証書付きであれば、さらに高値が期待できる。
コンビ:今後の見直し余地もある”中庸ポジション”
購入面
- SSより価格が抑えられ、ゴールドの高級感も味わえるバランス型。
- 以前よりもコンビ人気が高まりつつあり、「今の価格帯ならまだ割安感がある」と評価する専門店もあります。
- 初めての高級時計としても選びやすい価格帯。
売却面
- 過去に比べると需要が底上げされており、「昔は動かしにくかったが、今は評価しやすい」という声も聞かれます。
- 豪華すぎない見た目でオンオフ兼用しやすく、今後のトレンド次第ではさらに見直される余地があります。
- 状態が良ければ、購入価格の7〜8割程度での売却も期待できる。
フルゴールド:相場変動も踏まえた”プロ向け”の領域
購入面
- ステータス性・希少性・所有満足度では圧倒的だが、初期投資が非常に高く、資金余裕のある層向け。
- 地金価格や為替の影響を強く受けるため、長期保有前提で選ばれることが多い。
- 限定文字盤やダイヤ入りなどの特別仕様は、さらに投資価値が高い。
売却面
- 好相場のタイミングでは大きなリターンも期待できる一方、相場調整時の金額変動幅も大きくなりがち。
- オークションや富裕層向け販路が強い業者を選ぶかどうかで、出口戦略の成否が分かれます。
- 金相場の上昇局面では、地金価値だけでも一定の価格が担保される。
ドミー百々店では、こうした素材特性を踏まえ、「一度ステンレスから始めて、後にコンビ・ゴールドへ乗り換えたい」「コンビからステンレスへシフトしたい」といった乗り換え相談も多く、現物査定と相場状況をセットでご説明することで、お客様の判断材料をご提供しています。
メンテナンスと保管:素材別の注意点
ステンレスのメンテナンス
- 定期的な研磨で新品同様の輝きを取り戻せる
- 汗や汚れは柔らかい布で拭き取る
- 海水に触れた場合は真水で洗浄する
コンビのメンテナンス
- ゴールド部分は柔らかいため、強い衝撃を避ける
- ステンレス部分とゴールド部分で研磨の方法が異なるため、専門店でのメンテナンスが推奨される
- 保管時はゴールド部分の変色を防ぐため、湿気を避ける
フルゴールドのメンテナンス
- 最も傷が付きやすいため、日常使いでは注意が必要
- 研磨は慎重に行う必要があり、過度な研磨は避ける
- 保管時は他の時計と接触しないよう個別保管が望ましい
よくある質問(FAQ)
Q1. 初めてデイトナを買うなら、どの素材がおすすめですか?
A: 資産性重視ならステンレス、実用性と高級感のバランスならコンビ、ステータス重視ならフルゴールドがおすすめです。予算と用途で判断するのが良いでしょう。
Q2. ステンレスとコンビ、どちらが高く売れますか?
A: 現在の相場ではステンレスの方がプレミアムが付きやすく、高値で売却できる傾向があります。ただし、コンビも近年評価が上がっています。
Q3. フルゴールドは重すぎませんか?
A: 確かにステンレスより重いですが、高級感の演出には重量感も重要な要素です。長時間着用に慣れない方もいますが、所有満足度は非常に高いです。
Q4. コンビは傷が目立ちやすいですか?
A: ゴールド部分は柔らかいため傷が付きやすいですが、適切なメンテナンスで美しさを保てます。定期的な専門店でのケアをおすすめします。
Q5. 素材によって売却タイミングを変えるべきですか?
A: フルゴールドは金相場の影響を受けるため、金価格が高騰している時期が有利です。ステンレスとコンビは、時計市場全体の動向を見て判断するのが良いでしょう。
このブログの要点
ロレックス デイトナは、ステンレス・コンビ・フルゴールドで需要の構造と価格レンジが大きく異なり、ステンレスは最もリセールが強い王道、コンビは価格と存在感のバランスが良い”今後の見直し候補”、フルゴールドはステータス性と希少性に優れたハイエンド資産として位置づけられています。
素材名だけでなく、「相場タイミング」「年式・文字盤・状態」「為替・金相場・マクロ環境」など複数要因が絡むため、購入と売却の戦略を考える際には、短期の値動きよりも中長期のトレンドと自分のライフプランに合っているかを重視することが重要です。
買取大吉 ドミー百々店では、ステンレス・コンビ・ゴールドそれぞれの最新相場と国内外販路の需要を踏まえ、素材別の強みとリスクを分かりやすくお伝えしながら、一点一点の状態と市場性を丁寧に評価した高価査定を行っています。
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🏪 店舗詳細情報
| 項目 | 詳細情報 |
|---|---|
| 店舗名 | 買取大吉 ドミー百々店 |
| 住所 | 愛知県岡崎市百々町川田15 |
| 電話番号 | 080-7419-6793 (最短1分で査定額をお伝えします) |
| メール | domy-dodo@kaitoridaikichi.jp (無料相談受付中) |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 設備・サービス | 無料駐車場完備、土日祝営業、待合室完備、商業施設内、無料査定、即現金払い |
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